6月11日(水)、定例の研修会に併せて、第2回N-BCP(㈱中島薬局事業継続計画)の策定作業が行われた。N-BCPは、向こう10年間を見据えて、よりよい会社にするための事業継続計画を検討・策定するもので、来年10月の完成・公表を目途に、月1回、社員全員参加で作業を進めている。
今回は、5月に出された課題の集約・分析と6月課題の説明が行われ、実質的な作業に入ったといえる。文化事業部・北島部長の進行のもと、参加者全員、会社の問題を自らの課題ととらえ、真剣なまなざしで説明に聞き入り、また考えをめぐらせた。
〈38人から107の意見〉
5月の課題は、とくにテーマは設けず、自由に意見や感じることを書いてもらうというもの。これに対しては、38人から107の意見が寄せられた。
テーマは設けなかったが、その内容は、課題や問題点の指摘、今後の薬局の在り方や営業の提案、人材(とくに新人)育成の問題、現状の評価、あるいは技術的な改善点など、積極的・前向きな意見が多く、一人一人の意識の高さが示されたといえる。
寄せられた多数の意見は、KJ法により11のテーマに集約された。ここに、おそらくすべての課題が含まれ、あるいは今後の展開の糸口があるはずであるが、いずれにしてもこれが、N-BCPの出発点・ベースであるという(北島談)。
6月の課題は、「N-BCP策定の理念、事業継続方針」。どんな考え方で策定作業を進め、かつ、事業継続を図るのか、また、何かのとき、私たちは何に基づき判断を下したらよいかというもの。提出期限は6月末だ。