7月6日(日)、長野県薬剤師会医薬品総合研究センターで、26年度実務実習のための「アドバンスワークショップin長野」が開催された。これは実務実習指導薬剤師のスキルアップ研修会でもあり、今後変わっていくカリキュラムにどう対応するかを学ぶものである。
新コアカリキュラムが主題のADWSは全国に先駆けて行われるもので、成果基盤型教育(OBE)について帝京大の小佐野博史先生に、薬学教育モデルコアカリキュラムについて名古屋市立大の鈴木匠先生に講演いただき、その内容を踏まえスモールグループディスカッション(SGD)を行った。
内容的には、薬剤師として求められる資質について、スタンダード(知識・技能・態度などを統合した医療専門職の観察可能な能力 → 測定、評価できる)とエレメント(スタンダードの構成要素)を各グループで検討した。
言葉の理解が難しく、なかなかスムーズに展開できないグループもあったが、参加者からは、時間をかけてさらに内容を深めていきたいという意見も上がっていた。
なお、今後ADWSは年1回開催される予定なので、希望者の積極的な参加が望まれる。