〈22年3ヵ月を経て〉
中島薬局は、平成3年12月に開局し、この4月で創業から22年3ヵ月を過ぎたわけです。㈱中島薬局第17期中の平成23年12月に創立20周年を迎え、その二十歳の誕生日を祝ったのですが、その後の推移は予期せぬ出来事の連続で、当初の計画は大きな変更を余儀なくされました。
とくに、第18期(平成24年10月~25年9月)中の大きな変動は記憶に新しいところです。主に事務スタッフの大幅な不足(大量退社)、㈱中島薬局の本拠地であったアップルランドの移転問題、アップルランドのリニューアルと中島薬局存亡の問題、その閉鎖・仮店舗営業・新中島薬局開設への途。そして、今般の調剤報酬の改定と消費税増税対策など。
この間の激動の経緯こそ、今後の新たな10年、20年の㈱中島薬局の歴史にとっての画期であり、その詳細が記録として、また教訓として残されるべきものでしょう。
「会社の総仕上げ」「リ・スタート」「会社の成長戦略」とは、そうした幾多の困難な状況を乗り越えてきた会社が、今後さらに存続・発展していくために見出した出発点であり、重要な道標なのです。
〈NBCPの策定に当たって〉
NBCPは中島薬局業務継続計画の略称です。一般のBCPが主に災害やテロなどの危機事象への対応を考えているのに対し、NBCPは、私たちの日々の地道な実践や努力が会社(地域や社会ともつながる)の存続・発展に結びつくような、そのような独自な、全員参加のBCPにしたいと考えています(もちろん危機にも対応)。
先に記したようなこの間の苦難の経験が、非常に参考になります。中島薬局の閉鎖・仮店舗営業・新中島薬局開局という大変化を経て、しかし、お客様・患者様が変わることなく来局され、さらに新しいお客様まで来られるのはなぜなのだろうか。なぜ、そうなるのだろうか。中島薬局を構成するさまざまな部署のスタッフが、それぞれの役割に基づいて考えてみたい点です。
下に、2015年10月までのスケジュールを掲げました。