長野県薬剤師会では、11月29~30日の2日間にわたり、1グループ9人、3グループの合計27人の受講者により、首記のワークショップが開催されました。
今回、私は各グループの世話役であるタスクフォースの主担当にも抜擢され、緊張が続く状態でした。また、プレゼンも、教育カリキュラムの3要素「目標」「方略」「評価」のうち、最後の「評価」が初めて当たり、準備にも、いつもより時間が必要になりました。
しかし、店舗の改装スケジュールと重なり、十分な準備時間がとれたとはいえない状態で、前日の予行演習を迎えました。
「評価」には、大きく分けて「総括的評価」(入学、進級、卒業などの判定を行う)と「形成的評価」(フィードバックを行うことで気づきを与える)の2つがあります。薬学部5年生を迎えて行う薬局実務実習においては、そのほとんどの評価が形成的評価で、これにより目標への到達に導きます。
実は、予行演習ではプレゼンを行う側にも形成的評価がなされるわけですが、このときが最も勉強になるときです。今回は、医学教育の権威である昭和大学客員教授の中島宏昭先生にも、前日の懇親会なども含め直接、ご指導していただく機会に恵まれ、非常に贅沢な時間を過ごすことができました。
最後に、新潟に引き続き参加の機会をいただきましたことに感謝したいと思います。ありがとうございました。