今年３月の話ですが、社長と一緒に、東京へ日帰りで某メーカー主催の研修に参加しました。
午後１時から５時までの研修の前後、昼食は東京駅前の新丸の内ビル内、夕食はツインタワービル内の飲食店でとりましたが、このとき目にした光景が大変印象的でした。そこで働く女性店員は、みな生き生きとしていて、常に笑顔を絶やさず、楽しそうに接客しているのです。「明るい職場」は、お客様の気持ちも明るくさせるものです。
接客の大切さの認識やお店の接客方針が、当然、店員に行き届いているわけですが、それだけでは、あのような笑顔が心の底から湧いてくることはないと思います。おそらく、働きやすい職場環境がそこに存在するからではないでしょうか。
では、「働きやすい職場」とはどんな環境でしょう？ 働きやすい職場には、活気があり働き甲斐があります。業績もよくなり、さらにスタッフは生き生きと働いてくれます。反対にスタッフが萎縮し、上司の顔色ばかり気にしているような職場では、「やる気」さえ失ってしまいます。
仕事をする上で、悩みごとや困難なことは絶えることがありません。そんなときに必要なのは、何でも気軽に報告や相談することができる職場環境だと思います。
部下は上司に敬意をもって相談し、意見もする。上司は部下の話を思いやりをもって聴き、指導する。
このことが大切です。それが職場の活性化につながり、スタッフは働き甲斐を感じ、明るく元気で心から楽しく働くことができる。これが「明るい職場」につながるのではないでしょうか
「明るい職場」は、一人ではつくれません。是非みんなで「明るい職場」をつくることを意識しましょう。
