一般的な話ですが、会社の業務において、「掃除をしろ」「接客をしっかりと」「ミスをするな」とか毎日のように指示や指摘をうけ、もう管理されるのはイヤだ! なんていう人がいるかもしれません。ただ、勘違いをしてはいけないのは、管理と規律の違いです。
管理とは人の行動を規制することで、言い方や手段を誤ると社員は不愉快に感じたり、萎縮したり、やる気をなくすことも考えられます。
規律とは意識を統一させることです。規律さえあれば人を管理する必要はないのです。
会社は人を管理しようとしているのではなく、ただ規律を守って意識を統一させたいだけで、規律の中の自由が正しい社風だと思います。
良い組織にするには、規律は絶対に必要です。管理者は率先して規律を守り、部下に規律を伝えなければなりません。そして、部下は会社の規律を理解し遵守しなければなりません。
ここで大事なことは、組織内での人間関係です。薬局は専門職員の集まりですが、チームで対応する接客業でもあります。となると、コミュニケーションは必須のスキルです。組織内で対話と議論を重ね、価値観を共有した組織を創り上げ、みんなが明るく、楽しく、伸び伸びと働ける職場環境になること望みます。