外用鎮痛・消炎薬

▽外用鎮痛・消炎薬


Q 湿布薬には冷感タイプと温感タイプがありますが、その違いは何ですか?

A 冷感タイプ・温感タイプともに、貼付による有効成分の薬理作用で、消炎・鎮痛の効果があります。冷感タイプは、湿布薬中に含まる水分が気化して冷却効果を発揮するので、はれがひどく、患部が熱をもっているときなど急性の症状への使用がお勧めです。これに対して温感タイプは、湿布薬中に局所刺激成分(トウガラシエキスやノニル酸ワニリルアミド)を含有し、基剤中の水分が減少していくと皮膚体温を上昇させるため、血行が悪いことなどが原因の慢性的な症状にお勧めです。


Q これまで使用していて異常はありませんでしたが、今回は使用した部位に湿疹とかゆみが生じました。薬剤によるアレルギー症状なのでしょうか?

A 皮膚がが薬に対して過敏になってきたため、今回の使用でアレルギー症状が発生した可能性もあります。ただちに使用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。


Q インドメタシン配合の痛み止めの貼り薬に、「ぜんそくを起こしたことがある人には使うな」と書いてありました。ぜんそくも昔のことで、最近はおさまっているのですが、 この貼り薬を使ってはいけないのでしょうか。

A 貼り薬であっても、皮膚を通して微量のインドメタシンが血液の中に入り、気管支を収縮させてぜんそく発作を起こす可能性があります。使用するのはおやめください。

※インドメタシンに類似するピロキシカム、ケトプロフェン、フェルビナク、ジクロフェナクナトリウム等を成分とした外用鎮痛・消炎薬も、ぜんそくを起こしたことがある人は使用できないことになっています。


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