▽水虫・たむし用薬
Q 陰のうがかゆいので「いんきんたむし」だと思い、水虫・たむし用薬を購入したところ、説明文書 に「陰のうには使用しないこと」と記載されていました。なぜでしょうか?
A 通常、陰のうのかゆみは、「いんきんたむし」ではなく「陰のう湿疹」である可能性があります。「陰のう湿疹」には、水虫薬は無効です。使用により症状が悪化し、かゆみがひどくなることがあるので、使用は避けてください。医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
Q 自分では水虫だと思い、薬局で買ってきた水虫薬を2週間くらい使用しましたが、症状に変化がみられません。このまま使用を続けてもよいでしょうか?
A 2週間くらい使用しても、症状に変化がみられないのであれば、水虫ではないかもしれません。水虫は白癬菌(はくせんきん)が原因ですが、水虫によく似た症状を起こすものとして、汗疱(かんぽう)、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)、湿疹、かぶれ等があります。これらの症状は水虫薬では治らないので、使用を中止し、医療機関を受診してください。