睡眠改善薬

▽睡眠改善薬


Q 就寝前に服用とは、具体的にいつ服用したらいいのですか?

A 就寝30分くらい前の服用をお勧めします。


Q 長期連用を避けてくださいと書いてありますが、長期とはどのくらいの期間ですか?

A 2~3日程度の服用にとどめてください。 市販薬(OTC医薬品)の睡眠改善薬の使用目的は「一時的な不眠の次の症状の緩和:寝つきが悪い、眠りが浅い」であり、寝つきが悪いなどの症状が長く続いたり、数日ごとに症状が繰り返し現れる場合は一時的な不眠とはいえません。そのような症状が現れる場合は医療機関を受診してください。


Q 病院で処方される睡眠薬とはどのような違いがあるのですか?

A 医師が処方する睡眠薬(睡眠導入薬)は日常的な不眠(不眠症)を対象としますが、市販薬(OTC医薬品)の睡眠改善薬は、寝つきが悪い、眠りが浅いなどの一時的な不眠を対象にしています。 医師が処方する睡眠薬(睡眠導入薬)は脳の中で眠気を発生させます。一方、市販薬(OTC医薬品)の睡眠改善薬は、脳を眠らせないように働く物質を抑制することで睡眠を促します。その作用は、医師が処方する睡眠薬に比べ、ゆるやかに眠りを導くような効き方です。


Q 晩酌をしているのですが、お酒と一緒に服用したり、飲酒後すぐに服用することはできますか?

A アルコールと一緒に服用したり、アルコールが体内に残っている状態で服用すると、作用が強く現れたり、副作用が増加する可能性があるので、アルコールと一緒の服用は避けてください。説明文書の「してはいけないこと」にも記載があります。


Q 一緒に飲んではいけない薬はありますか?

A 他の睡眠改善薬、かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬)とは一部成分が重なり、作用が強く現れたり、口の渇き等の副作用が増加する可能性があります。併用はしないでください。


Q 服用後、どのくらいで効果が現れ、どのくらい持続しますか?

A 個人差はありますが、およそ30分から1時間ほどで効果が現れます。持続時間についても個人差はありますが、およそ7時間前後と思われます。


Q 服用してはいけない人はいますか? また、してはいけないことは何かありますか?

A 妊娠または妊娠していると思われる人、授乳中の人、15歳未満の小児、日常的に不眠の人、不眠症の診断を受けた人は、服用しないでください。また、服用時は飲酒しないでください。連用もしないでください。 緑内障の人、前立腺肥大の人、排尿困難の人、医療機関を受診している人、アレルギー体質の人、高齢者は、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。


Q 授乳中の人が服用できないのはなぜですか?

A 母乳を通じて成分が乳児に移行し、乳児に一時的な有害作用を現す可能性があります。授乳中の人は服用しないか、服用する場合は授乳を避けてください。


Q 妊娠中の人が服用できないのはなぜですか?

A 妊娠中に睡眠改善薬を服用した人に先天異常の発生を疑わせる報告がありましたので、妊娠中の服用は避けてください。


Q 医師から処方された睡眠薬を飲んでいるのですが、代わりに睡眠改善薬を飲んでいいですか?

A 医師が処方する「睡眠薬」と市販薬(OTC薬)の「睡眠改善薬」は基本的な作用が異なります。医師による治療を妨げる可能性もありますので、睡眠改善薬の服用は避けてください。


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