台風19号災害のボランティア活動/飯綱グリーン薬局だより/サンタ通信2019.12月号

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10月13日(日)8時過ぎ、薬局携帯に警備会社から中島薬局の警備信号が消えたとの連絡が入り、停電の可能性を指摘された。そして警備会社の担当者が中島薬局に向かったが洪水で薬局に近づけないとの報告を受け、その後中島薬局、ガーデン両薬局が浸水で甚大な被害を受けていることを知った。

台風19号の災害により、多くの人たちが、被災地避難所での生活を余儀なくされた。今回は被災地避難所に医療救護所は設置されず、調剤行為を伴う派遣要請はなかったが、避難所でのOTC薬の供給、衛生管理の指導、「おくすり相談」などの要望もみられたことから、長野市薬剤師会の理事等が、10月19日(土)から、主に土・日のできる範囲でボランティア活動を行った。活動した避難所は長野運動公園体育館、北部スポーツレクリテーションパーク、豊野西中学校体育館。

実際に活動できた回数は1回で、11月4日(月・祝)18時30分から20時まで北部スポーツレクリエーションパークにおける活動だった。活動は同会理事と2名。はじめに2F(体育館)にてOTCを確認。

主な薬は風邪薬、鎮痛剤、便秘薬。風邪薬は錠剤希望が多かった。また、小児用風邪薬の要望もあった。鎮痛剤はロキソニン等の銘柄の要望があったが、譲渡問題で対応できないこともあった。消毒薬は特に要望はなかった。

各家族ブースの訪問では、体育館は朝の冷え込みが強くなって風邪気味の方がいた。糖尿病の方で持参した注射剤を冷蔵庫に保管できていた。また、就寝されている方もいたので様子を伺えないこともあった。

1Fの会議室は仕切りがなかったが、体育館よりは寒くない環境。薬の相談もあったが、災害時の対応の話を傾聴することもあった。避難所の皆さんは水分補給ができていた。

パークの近くに浅井泌尿科医院があり、院内で薬も処方されること、「令和元年台風第19号の被災者への医療機関等の受診案内」についても説明した。避難所では心労もたまりやすいため、1日も早く仮設住宅へ移転できればよいと思った。

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